多重債務問題

多重債務問題

問題

多額の債務を負担して返済が困難、不可能になった多重債務者を救済する必要があります。
この問題を放置しますと、さまざまな問題が生じます。

多重債務の原因

生活困難や借金返済のために借入れをくり返すうちに、毎月の返済額が増えて行き、返済が困難、不可能になります。
消費者金融等の貸し手側も、借主の必要な金額や返済可能な金額を越えて貸し付けることも原因です。

多重債務の解決方法

債務整理、民事再生、破産、が主な手続きです。
他に特定調停といわれる手続がありますが、問題が多く、お勧めできません。
これらの手続につきましては、上記の各手続きのページ及び手続の比較一覧のページをご参照願います。

早期解決の必要性

多重債務の問題は、早期に弁護士にご相談の上早期に解決することが必要です。
放置されますと事態は悪化していきます。
債権者が法的手続きをとって来ることもあり、そうなりますと、時間と費用が余計にかかります。
早期にご相談されることを勧めます。

債権者による法的手続き

多重債務の問題を放置した場合、債権者が法律上の手続を進めてくることがあります
その場合は、簡易裁判所から支払督促あるいは同じく簡易裁判所あるいは地方裁判所から訴状という書類が書留郵便で郵送されてきます。
訴状が届いた後にこれを放置することは重大な不利益を受けることになります。
この手続は、訴訟の詳細及び訴訟の流れの各ページをご参照願います。
次に、支払督促につきましては、訴状以上に迅速な対応が必要になります。
上記の支払督促のページをご参照願います。

受任通知とその到達

弁護士は、依頼人から事件を受任しますと、直ちに各債権者に対し受任を通知します。
この通知が到達した以降は、債権者は返済がなされなくても正当な理由がないのに依頼人へ催促をすることが貸金業規制法21条により禁止されます。
このように、弁護士に依頼すると債権者から催促が来なくなり、債権者への毎月の返済も事件解決まで一時停止にすることができ、平穏な生活を取戻すことができます。
従いまして、弁護士が迅速に受任通知を発送することが必要になります。

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